イシダ塾は稀有な塾です
もう今年も5ヶ月が終わりました。
年が明けてから、昨日の6月2日(日)までの日曜日が、すべて仕事になっていて、まだ、日曜日を休んでいないことに気がつきました。
昨日も個別指導塾の経営者の勉強会を行なっていました。
これは、以前、勤めていた塾の上司と一緒に、関西の個人経営の学習塾を元気にして、子ども達に学ぶ楽しさを伝えていくために昨年から行なっています。
そこで、昨日も元上司の話の中で、この数年、急速に大手志向に保護者がなっているという話がありました。
私も自分で塾を経営しておりますから、それは本当にその通りで痛感しているという話を私からもさせていただきました。
そこで、イシダ塾です。
大手志向になっている中で、立ち上げて、すでに曜日・時間帯によっては定員いっぱいになっているところも出てきています。
小さいサイズではあるのですが、それでも、これほど急速に定員いっぱいになるのは、素晴らしいと思います。
その秘訣は何かと思って考えてみました。
荒井先生が塾長として運営されているが、子ども達の荒井先生への信頼を見ていると、圧倒的なものがあります。
正直、私なんかが講師として「なんで必要?」と思うくらいに、子ども達は勉強もしていますし、荒井先生への信頼は厚く、コミュニケーションも、ものすごく取れていると思います。
昨日の学習塾経営者勉強会は、個人経営の個別指導塾の教室長から、その教室運営の秘訣を学ばせていただくことがメインの話でした。
この個別指導塾は個人経営なのですが、80名定員にも関わらず、4月半ばで完全に締め切ってしまい、キャンセル待ちが出ているのです。
この教室長は30代の女性で小学生のお子さんを持つお母様でもあります。
経営者であるご主人と教室長とは、もう長い付き合いなのですが、奥様である教室長は芯がしっかりしているのですが、穏やかでものすごく優しい方なのです。
コミュニケーションの取り方は抜群ですし、子ども達との距離の撮り方、子ども達の状態の把握や接し方は本当に素晴らしいと思うのです。
これはある意味、女性だからできる部分だとも思いますし、昨日の懇親会でご主人ともお話ししたのですが、奥様だからできるので自分ではとてもあんなにはできない、とおっしゃっていました。
ところがです。
荒井先生という方は、同じくらいのコミュニケーションを取られているのです。
もちろん方法は全く違います。
それでも、この女性の教室長と同じようにコミュニケーションが取れていると思うのです。
私はそばで見ていますので、よくわかるのですが、昨日の教室長は30代の優しい女性です。こちらは60代のおっさんです!(荒井先生、すみません!)
軒並み、個人塾の経営難になってきている中で、立ち上げて、すでに曜日・時間帯によっては受講できないところがあるのです。他の塾の先生がお聞きになったら、驚きだと思います。
もう塾という範疇には入らないかもしれません。
本当に素晴らしい塾だと思います。
これはひとえに荒井先生の人柄によるものだと思います。
そんなところに、私のようなものが講師としていても、あまりお役に立つことがありません。
ということで、立ち上げから、毎週お伺いしていたのですが、6月から1ヶ月に2回、隔週で授業に行かせていただくことになっています。
もう1日も必要ないですよって思うのですが、まあ、少しくらいはお役に立っているかもしれませんので、隔週でおうかがいすることになっています。
私もそこで、子ども達と一緒に学ばせていただこうと思っています。