消費税は物を買った罰金
この間、高校3年生と話をしていて、もう一つ気がついたことがある。
若者の発想は面白い。
「法律に違反したりすると罰金を取られるんだったら、それなら、消費税は、物を買った時の罰金だね。」と高校3年生が言った時に、思わず「なるほど!」と言ってしまった笑
確かにそうだと思う。
その子が、「買えば買うほど、罰金を払わされるのなら、買いたくないわ。」と言う。
その後のやりとり。
私:「買わないとどうなると思う?」
高3:「みんな物をどんどん買わなくなる」
私:「そうすると?」
高3:「物が売れなくて、作った会社、売ってるお店が困る」
私:「お店と会社が困ると?」
高3:「働いている人の給料下がるんじゃない?」
私:「給料下がったら、困るよな。何で困る?」
高3:「物が買えない。ご飯のおかずが減る。こずかい減る」
私:「それは困るよなあ笑」
高3:「消費税って何もいいことないやん。何で消費税なんかあるの?しかも、もうすぐ10%になるんやろ?」
私:「何であるんやろな。10%にもなるんやろな。」
高3:「意味わからん。やめたらいいのに!」
ものすごく当たり前のことだと思う。
こういう発想をしてくれる子ども達に、将来を託していけたら、日本の将来も明るいのではないかと思う。
子ども達のためにも、日本が経済的に発展していくようにしないといけない。
そのために私も勉強しないといけないと思い、2冊の本を買った。
『「10%消費税」が日本経済を破壊する』(藤井聡著、晶文社)
いかに消費税の増税が日本の経済に良くないということがようやく少しわかった。
また、機会をみて、子ども達とこの話をしてみようと思う。