趣味と呼べるものがあったか・・・
最近、近くのお店の方と立ち話をして
いるときに、「趣味なんてやってる暇
なんかないでしょう」と言われました。
まあ、実際にそうなんけど、そのとき、
ハタと、「趣味ねえ」と考えてしまいました。
ふと「趣味」と思ったときに自分も父と
同じようにしているなあと、思わず苦笑い
してしまっていました。
父は囲碁を少ししたり、麻雀もできたりと
いう人でしたが、謹厳実直で真面目な人
でしたから、仕事だけ、という感じの
人生でした。
ただ、野球が好きで、南海ホークスの
ファンでした。
私は野球は見ることはほとんどないの
ですが、それでもソフトバンクホークスの
ファンですから、南海・ダイエーの続きです。
本当にそれくらいしかない、仕事ばかり
しているというのは、父そっくりだなと
あらためて思いました。
ただ、その父の影響でもあるのかも
しれませんが、国の経済活動には、かなり
興味を持っています。
父の時代とは違うのは、父は日本の高度
経済成長をまさに支えた立場の人でした。
私は、平成の本当に日本が貧しくなって
いく過程で仕事をさせていただくという
立場です。
これは本当に大きく違います。
しかも、いろんな問題を今の日本は
抱えています。
経済の停滞はまず、何よりも解消しない
といけない問題です。
問題も残っています。
全てにおいて、第二次大戦後の敗戦と
大きく関わっている問題ばかりです。
沖縄の基地の問題なども同じだと
思います。
そんな問題を抱えている今の日本の
ことを、よく考えています。
仕事柄、今の日本の問題をわかりやすく
子ども達に話す「実体経済学」みたいな
授業もしているので、より深く知る
ようにもなりました。
「趣味」と言うなら、今の日本の問題を
知ることは趣味かもしれません（笑）
父との違いは、そういう趣味があること
かもしれないなと、父の形見の時計を
見ながら、ソフトバンクホークスの逆転
負けにがっかりした昨日でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
