無理じゃないよ、できるよ!

塾講師歴38年、不登校生サポート33年の経験から、あきらめない限り夢はかなう」として、子ども達や保護者の方に伝えたいことを書いています。

できる子どもは自分でやる

勉強するということは、自分で手を
動かさないといけない、ということです。


これは学年が上がれば上がるほど、
そうなっていくということなんです。


高校入試と大学入試を比べれば、
圧倒的に大学入試の方がたいへんです。


国立大学の医学部医学科を受験する
生徒達が言うのは、予備校の授業は
聞かなくても、いろんな本に書いてある。

授業を聞いている間に1問でも
2問でも解かないと、合格できない。


その通りなんです。


実際に自分で考え、手を動かして
問題と解いていくことが圧倒的に
必要です。


弊社でも大学受験生が予備校の
夏期講習で受講してもいいのは、
1日2コマまでと制限しています。


90分の予備校の授業を本当に身に
つけようと思うと、90分の予習、
90分の授業、90分の復習の合計
270分=4.5時間が必要になります。


1日に2講座受講すれば、それだけで
9時間かかってしまいます。
3講座も受けてしまえば、13.5時間
になるのです。


夏期講習をどうしても受講したがる
のは不安なのもあるからです。

それと自分ではどうしていいか
わからないからです。


それでは、苦手科目や仕上げて
いかないといけない科目などの
勉強を夏休みの間に手をつける
ことがほとんどできなくなります。


このように、自分でできないと
結果的にやらなければいけない
本当に必要な勉強が全くできない
ことになってしまうのです。


これは、小学生も中学生も実は
全く同じことなんです。


自分で問題を解く努力をするか
どうかで、成績は大きく変わります。


どうあってもここは基本中の基本
なのです。自分でやらないといけ
ないのです。


前に、子どもがなんとかやることを
減らして切り抜けようとするという
ことをお話しました。


それが如何に自分をできなくさせて
いるかということがわからないのです。


子どもですから、少しでも楽をしたい
のはわかりますが、本当に自分が
できるようになりたければ、自分の
手を動かす努力をするしかないのです。


スポーツでもしっかりと練習もせずに
勝つことができないことは、当然の
ことですよね。


付け加えていうなら、自分で手を
動かす、というのは、わからなければ
自分で調べる、ということも含んで
いるというのは当然ですよね!

 

最後までお読みいただきありがとう

ございました。