こんばんは。
今日のテーマは
根拠をもって目標点を決めるための方法
です。
さて、中間テストが10日後になりました。
準備は始まっていますか?
ここで、考えて欲しいことは、現在、できるか、できないかは関係ないということです。
春休み明けの実力テストが良かったか、悪かったかは極端な言い方ですが、全く関係のない話です。
ここから先は、かなり嫌なことを言います。
読みたくない方は、今日はここまでにしてもらっても構いません。
私は塾講師として34年になりますが、その中でいつも子ども達に言ってきたことをお伝えしたいと思うのですが、気分の悪い方もいると思います。
でも、これが現実です。
現実を知って欲しいのです。だから、厳しいことも保護者にも子ども達にも言います。
だから、覚悟して読んでください笑
今、鉄緑会に行っていても、研伸館に行っていても、津田英語塾に行って
いても関係ないのです。
どこにいるかではなく、結果を出せるかどうか、これが全てだし、結果が出てないということは、在籍しているところで学んだことは生きていないということです。
やっている内容が全く違うと、よく話になりますが、関係ありません。
なぜなら、どんどん先に行っているのであれば、手前のことはできる前提で先に行っているはず。
それが、できないのは、今、学んでいることも、必ずうまくいって
いないのです。
もう附属生を25年以上も見ていてずっと同じことを言っています。
平均点をも取れなければ、先に進んでいる意味はないのです。
これまで平均点は楽勝で取れていた人は、とりあえずはOKです。
(でも、これからは、わかりません。)
連絡進学にしても、受験にしても学校のテストで平均点も取れないのであれば、それで難関校に合格することは厳しいのです。
まずはそのことを頭に置いておくようにして欲しいと思います。
なぜなら、ここから先、点数を取れるための目標点を決める
ためには、学校のテストに本気で取り組めないと、結果が出ない
のです。
本気で取り組むためには
「自分はやらなければいけない」という意識、もっと言えば
「自分は点数が取るためにはかなりの努力が必要」という意識が必要だからです。
さて、そこで、テストの目標点をどうやって決めるかです。
すでに、何度もお伝えをしているので、ご理解いただいている方もいらっしゃると思います。
STEP0
まず、全学年3学期の学年末テストを準備してください。
STEP1
そのテスト問題をすぐに解き直してください。
本当は、テストの返却直後にしておく作業なのですが、今は言っても仕方がないので、今すぐやり直してください。
STEP2
終わったら、点数をつけてください。
STEP3
もう一度解いても、解けなかった問題に印をつけてください。間違えた問題も同様に印をつけてください。
STEP4
解けなかった問題、間違えた問題を何も見ずに解いてください。
STEP5
もう一度やって、できたら別の色で◯印をつけてください。
STEP6
全くわからなかった、間違えた問題を教科書、ノート、参考書を見て解いてください。
STEP7
6の結果、できた問題、わからなかった問題に分け、できたら別の色で○印を
STEP8
7まででできた問題の合計点数を求める
(満点ー7でできなかった問題の点数)
8で求めた点数が、次回の目標点だと考えていいのです。
なぜなら、本来はちゃんと勉強していれば、8の点数は取れたということだからです。
忘れていたり、理解が中途半端になっていたり、しているだけで、教科書を読んだり、参考書を調べたりしてできたものは、同じことをしておけばいいだけのことだからです。
中1の方は、4月に学校で行われたテストがあれば、それを利用するしかありません。
テスト範囲の学校のワークと同じくらいの問題集を1冊、それより少し難しい問題集を1冊、合計3冊を3回ずつすればいいと思います。
これで、目標点が決まります。
あとは準備するだけなのですが、この時点で、平均点よりも目標点が低くなっていることもあるかもしれません。
この場合は、大至急、対応を考えないといけません。
しかも、科目によって対応が変わります。
特に中学3年生は大問題です。平均点が取れないのですから、難しいことはできません。
取り急ぎ、最も簡単にできることで、確実に効果がある方法があります。
そのことについては、後日、詳しくお話しします。
最後までお読みいただきありがとうございました。