無理じゃないよ、できるよ!

塾講師歴38年、不登校生サポート33年の経験から、あきらめない限り夢はかなう」として、子ども達や保護者の方に伝えたいことを書いています。

リーマンショック並みの経済!

急激な経済の減速

 

GDPの速報値が発表になりましたね。

 

これを見て、どう思われましたか?


私は正直、もう、日本は発展途上国
なるか、中国の属国になるしかないか
と思ってしまいました。

 

GDPは「国内総生産」です。

わかりやすく言うと、国民経済の所得を
作り出すための

・モノやサービスの生産
・消費や投資としての支出

・所得

この合計がGDPなんですね。

 

生産面、支出面、所得の分配面のGDP
必ず一致します。

今、この中で支出面のGDP

・民間最終消費支出
・政府最終消費支出
・民間住宅
・民間企業設備
・公的固定資本形成
・純輸出

の6つの面があります。

 

この中で「純輸出」を見てみます。

 

純輸出=

「財・サービスの輸出」ー「財・サービスの輸入」

なんですね。

 

ここで、財・サービスの輸入がマイナスだと
GDPは増えることになるのです。

 

恐ろしいことに
2019年1月ー3月期のGDP速報値では
民間最終消費支出と民間企業設備という
内需の最も主力、それに輸出もマイナス
なのにも関わらず、結果的に

GDPはプラス成長

になったのです。

なんか一見、いいことのように思いませんか?

 

違いますよ!

 

民間最終消費支出も民間企業設備も
マイナスということは、企業は
設備投資もしていないし、国民
全体では消費のための支出はして
いない、要するに企業も個人も
モノを買っていないということです。

 

にも関わらず、GDPがプラスになると
いうことは何かが大きくマイナスに
なっているのです。

 

そこで先ほどの純輸出です。

「財・サービスの輸出」ー「財・サービスの輸入」

なのですが、「財・サービスの輸出」が
マイナスなんです。

 

これでプラスになるためには?

 

そうなんです!

「財・サービスの輸入」が「財・サービスの輸出」
よりももっとマイナスなんです。

 

だから、結果的にプラスなんです。

どのくらいマイナスかというと、
−4.6%だったのです。

 

これは、ものすごく日本が海外の
モノを買っていないということなんですよ。

 

こんなにモノを買わなくなったのは
リーマンショック以来なんです。

 

先にお話ししたように、
国内のモノは買わない。

 

その上、
海外のモノも買わない。

 

これでは、景気なんてよくなる
はずはないのです。

 

しかも、4月以降、働き方改革
残業規制が大手の企業で始まっています。

 

給料として、年間で6兆円から8兆円が
支払われなくなると試算されています。

 

それでは、モノを買いたくても
買えませんよね。

 

そこでさらに悪いことが加わるんです。

 

消費税の税率アップです。
要するに増税です。

 

これでは、もう、日本経済が元気になる
ことなんてできるとは思えません。

 

経済が減速し、収入が減り、
増税されれば、絶対に一気に景気が
落ち込み、国民は貧しくなるだけ
なのです。

 

そうなれば、税収は落ち込み、さらに
状況が悪くなるだけです。

 

そうなった時に、軍事力の差が大きく、
中国が黙っているはずもなく、
子ども達の将来に
影を落としかねません。

 

日本がもう一度、経済的にも元気に
なり、子ども達の将来が明るいもの
になるようにしなければいけません。

 

何があっても消費税増税はとめないと
いけないと強く思いました!

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!