我が子を預けたいと思う先生ですか?
学校の先生の話ではありません。
塾の先生の話です。
今の小学生のお母様方の中には、塾に通われていたお母様方も多いと思います。
塾の先生で、自分が教えていただいた先生に、我が子も教えて欲しいと思う先生がいらっしゃいましたか?
しかも、単に学習だけではなく、学習以外に、「人としてどうあるべきか」という、社会で活躍するためには、どうしても必要な人としての根幹を学ばせていただいたような思いになる「塾の先生」に出会われたことはありますか?
あくまで「中学受験」のために、真剣に受験勉強をしているのですが、気がつくと、「学び方」「人としての在り方」なども身についている、そのように教えてくださる「塾の先生」をご存じですか?
学校も塾も関係なく、自分が人として大きく成長できたのは、この先生とその場があったからだと思えるような先生に出会われたことがありますか?
いつも私が書いている「旭進学会」の荒井先生のところには、元塾生が、我が子も見て欲しいと通わせています。
それも、最初は、受験ではなく、我が子に対する子育て、学習への取り組み方、親としての在り方など、自分が迷ったときに、相談に来られたようなのです。
もちろん、この元塾生の方は、ご自身のご両親にもご相談になったこともあるでしょう。
それでも、子どもの教育について、悩んだ時に相談したいと思える塾の先生は、あまりいらっしゃらないと思います。
これは、大げさでもなんでもなく、塾の先生でそこまで子どもやご家族との関りを持ち、しかも子ども達が尊敬して、卒業後も、自分の悩みや我が子の相談に来るような塾を他にあまり知りません。
「中学受験」というものを通して、子ども達に学び方、人としての在り方をしっかりと伝え、その結果、塾を卒業した後、大人になっても先生のことを慕い、話をしに来る、そんな塾で中学受験ができる子ども達は、本当に幸せだと思います。
同じように塾で教えてきて、いつもうらやましく、また、少し妬ましく、悔しくも思っています。